昭和の群像:配属
2009年 06月 25日
私はプロセス(当時は「装置」と呼ばれていた)グループで食品業を担当することに。配属になってすぐに先輩に連れて行かれたのが某ビール会社。
凋落していたそのビール会社はちょうど私が入社した時に奇跡のヒット商品になったビールを発売し、会社ロゴも替えたばかり、諸先輩が血のにじむ思いでNECの顧客にした大手。そこが私の営業道場となった。
お客様へは日に2回ずつ用事を無理にでも作って訪問し、要領も得ないのでいきなり徹夜もしながら顧客対応を必死でしていた配属間もない当時のこと。上司やSEたちと訪問する中、商談中にお客様が皆、私を見てくれるようになることだけがまずは目標だった。